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#2 「◯◯より△△が重要だ」

「大腿四頭筋よりハムストリングスが重要だ」とか、「アウターマッスルよりインナーマッスルが重要だ」というような、具体的なケースを想定せず、どちらが重要かという話は少し強引なように思います。

動作で考えると「結果的に」動員されるわけなので、どのような動作の時なのか、誰がその動作をする時なのか、何の為にその動作をする時なのか、などの条件がなければ、比較のしようもありません。そもそも「100か0か」という話でもないでしょうし。

ボディビルや機能低下を来しているようなケースでは、固有の筋にターゲットを絞ることもあるかも知れません。そうではなく、基本動作やスポーツ動作といったケースでは、◯◯筋を動員することが目的とはならないはずです。

より実用性の高い動作、より高いパフォーマンスを実現する際に、固有の筋にアプローチする必要があるといったケースで初めて具体的な話になると思います。

ケースを想定しないまま、「どちらが重要か?」「どちらが正しいか?(間違っているか?)」という話は出来ないと思うのですが、そのように持っていった方がインパクトがあるので意図的にそうしていることもあるとは思います。

ポジティブに捉えれば、今まで特に取り上げられていなかった話題について、建設的な議論が生まれる機会となるかも知れません。そうではなく、そのまま言葉を鵜呑みにして偏った発想が生まれるかも知れません。後者をいわゆる専門家がやると、余計にややこしくなるわけです。

話を戻しますが、「結果的にそうなっていること」を、「そうすることが正しい」と捉えると、「そうすると良くなる」と考えるかも知れません。極端な例ではありますが、あるアスリートが毎朝カレーを食べているという情報を得て、「何か良いことがあるに違いない」と真似をするといったことになります。

もちろん毎朝カレーを食べることと、高いパフォーマンスを発揮することが無関係と断定は出来ませんが、一部分だけを切り取って全体を語ろうとするのは少々強引だと思います。「もう毎朝カレーは食べていません」というオチがついたわけですが、試してみて何かしらの効果を実感した人はいると思います。ちなみにどうでも良い情報ですが、私の昼食はカレーが多いです。

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